ビタミンB1/ビタミンB2/ビタミンB3
ビタミンB1
ビタミンB1は、でんぷんなどの炭水化物を分解してエネルギーを作り出すために必要なビタミン。ビタミンB1は、豚肉、米ぬか、ゴマ、豆類などに豊富に含まれている。ビタミンB1は、成長促進する作用、糖を代謝する作用、皮膚や粘膜を再生する働きなどがある。 ビタミンB1が不足すると、体力が低下し、倦怠感、食欲不振を引き起こす。また、脚気になる場合もある。
ビタミンB2
ビタミンB2は、脂肪を分解してエネルギーを作り出すのに必要なビタミン。ビタミンB2は、レバーや青魚、乳製品、納豆などの豆類、卵などに含まれている。ビタミンB2は、成長促進や代謝に関与する働きがある。 ビタミンB2が不足すると、体力が低下し、口内炎、皮膚炎、ニキビ、吹き出物、脱毛、食欲不振などを引き起こす。
ビタミンB3
ビタミンB3は、ナイアシンのことで、現在では使われていない呼び名。ビタミンB3は、血管を拡張して体中に血液を行き渡らせる働きがある。そのほかにもビタミンB3には、中性脂肪やコレステロールを下げる効果があり、医薬品としてアルコール中毒、しもやけなどに使用される。 ビタミンB3は、マグロやカツオ、たらこなどの魚介類や肉類、酵母、キノコなどに豊富に含まれている。 ビタミンB3が不足すると、体力が低下する。また、口内炎、皮膚炎、下痢などを起こす場合もある。