ピペリン/ヒペルフォリン/ヒメウイキョウ
ピペリン
ピペリンは、コショウ科の植物に含まれる独特の辛み成分。ピペリンには、抗菌作用、防腐作用、殺虫作用などがある。ピペリンは特に黒コショウに多く含まれる。カレー粉で利用されるインド原産の香辛料ヒハツは、冷え性を解消する。黒コショウエキスのバイオペリンは、一緒に配合されたサプリメント成分の吸収率を上げる作用がある。
ヒペルフォリン
ヒペルフォリンは、セントジョンズワートの有効成分の一つ。セントジョンズウォートはオトギリ草科の多年草。和名はセイヨウオトギリソウ。 セントジョ−ンズワートは薬用として使われてきた。脳内のセロトニンを増加させる作用があり、抗うつ作用や精神安定作用がある。セントジョ−ンズワートの抗うつ作用は、ヒペルフォリンの作用と考えられている。更年期障害、生理痛緩和、自律神経の改善、抗ストレスなどの作用もある。ただし、セントジョンズワートと併用する場合に注意が必要な薬がある。
ヒメウイキョウ
ヒメウイキョウは、キャラウェイの和名。セリ科の二年草。 ヒメウイキョウは古くからスパイスや薬として利用されていた。ヒメウイキョウの若葉をスープやサラダ料理などに使用する。ヒメウイキョウの種子には健胃作用がある。