ビフィズス菌/ヒペリシン
ビフィズス菌
ビフィズス菌は腸内細菌の一つで、善玉菌の代表であり、乳酸菌の一種。ビフィズス菌はアミンやアンモニアなどの有害物質の発生を抑える働きがある。母乳で育てられた乳児の腸内細菌の95%はビフィズス菌で占められている。粉ミルクで育てられた乳児は、ビフィズス菌が少なく下痢や便秘を引き起こしやすくなるといわれている。また加齢によってもビフィズス菌は減少する。 ビフィズス菌を腸内で増やすには、乳糖やオリゴ糖、食物繊維などを摂ることも必要で、整腸作用や、免疫力強化、老化・ガンにも効果がある。 プロバイオティクスというヨーグルトには、特定のビフィズス菌が含まれる。
ヒペリシン
ヒペリシンは、セントジョンズワートの有効成分の一つ。 セントジョンズウォートはオトギリ草科の多年草。 和名はセイヨウオトギリソウ。 セントジョ−ンズワートは薬用として使われてきた。 脳内のセロトニンを増加させる作用があり、抗うつ作用や精神安定作用がある。 セントジョ−ンズワートの抗うつ作用は、ヒペルフォリンの作用と考えられている。 更年期障害、生理痛緩和、自律神経の改善、抗ストレスなどの作用もある。 ただし、セントジョンズワートと併用する場合に注意が必要な薬がある。