ビタミンM/ビタミンP
ビタミンM
ビタミンMは葉酸のことを言うが、現在では使われない呼び名。ビタミンMは水溶性のビタミンB群の一種。 ほうれん草などの葉物野菜に豊富に含まれていて、DNA(核酸)の合成には欠かせない成分。 ビタミンMが不足すると貧血、口内炎、食欲不振、舌炎、下痢、顔色が悪いなどの症状が現れる。 妊娠初期にビタミンMが不足すると、胎児が神経障害を持ったり、先天性の病気を持った子供が産まれるリスクが高くなる。そのため厚生労働省は、妊婦や妊娠を予定している女性にサプリメントによるビタミンMの摂取を勧めているし、「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示も認めている。
ビタミンP
ビタミンPは、ビタミンに近い働きをするビタミン様物質で、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチン等の総称です。また、ビタミンPは、フラボノイド化合物、バイオフラボノイドなどと呼ばれることもある。 ビタミンPは、血管の機能を高め、毛細血管と抹消組織との間の、水分などのやり取りをコントロールする成分。