ビタミンB15/ビタミンBT/ビタミンBx
ビタミンB15
ビタミンB15は、パンガミン酸またはバンガム酸のことで、脂質代謝などのかかわるとされる成分。抗酸化作用、肝機能を改善する作用、解毒作用などがあり、水溶性である。 ビタミンB15は、ビタミンではなくビタミン様物質(体内でビタミンと同じような働きをする物質)との見方が最近では強い。
ビタミンBT
ビタミンBTは、L−カルニチンのことだが、現在は使われていない呼び名。ビタミンBTは、もともと人間の体内で造られている微量成分で、脂肪からエネルギーを取り出すために必要となる成分。ビタミンBTは体内で合成されるので、普通は不足しないが、妊娠中や授乳時は必要とする量が増える。ビタミンBTが特に不足していなくてもビタミンBTを摂ると体脂肪が燃焼することが報告され、ダイエットに効果があるとしてテレビなどで人気となった。
ビタミンBx
ビタミンBxは、パラアミノ安息香酸(PABA)のことで、現在は使われていない呼び名。 ビタミンBxは、肌の老化予防や美肌にもかかせないビタミンで、太陽光線から体を守り、日焼けやシワ予防、また白髪予防で最近注目されている。 ビタミンBxは、葉酸の構成成分で、体内でビタミンBxが不足すると貧血ぎみになる。ビタミンBxは、腸内で合成されるだけではなく、善玉菌を増やす働きがある。